3Dプリンタを使ってサイコロを出力してみた。

工作のお供として「3Dプリンタかミリングマシンが欲しいなぁ」なんて思っていた矢先、身近な人がbonsai labのBS01という3Dプリンタを購入しました。

身近な人とは私の父なんですが、「お、買いそうだな」なんて雰囲気を出したら、すぐさま講習会的なものに参加し、サクッと購入していました。

そうなれば、試しに使わわせていただこうということで、先ずは簡単なものから作ってみることにしました。

先ずはCADソフトです。

下調べでは「123D design」というアプリがフリーかつ非常に使いやすいという話を聞いていました。Windows用、Mac用とリリースされており申し分ない感じです。

インストールしてWebの情報漁りながら、2cm角のサイコロを作ってみました。

2cm角のサイコロです!

2cm角のサイコロです!

ざっくり簡単に説明すると、2cm角の立方体を作り、半球の目の穴を掘り、転がりやすくするために角を落として作成しました。初めての作成物になりますが、複雑な形状ではなかったので、1時間程度で描く事ができました。

そして、3Dプリンタ用にファイルを出力して出力!

サイコロ完成!

サイコロ完成!

ハイ。出来ました!(途中はバッサリ割愛です)

3Dプリンタ出力の特徴

3Dプリンタ出力の特徴

3Dプリンタは熱で溶かした樹脂をノズルから押し出し、ひも状になったものを積み上げて造形していきます。そのため、表面はそのひも状の樹脂痕が目立ちます。また、0.4mmのノズルから樹脂が出ていますので、それ以上の解像度にならない事も理解しておく必要が有りそうです。
※サイコロの目の穴は図面ではエッジがシャープですが、実際の出力ではそうはならない。

サイズには若干の誤差が出る。

サイズには若干の誤差が出る。

それも考慮して作る必要あり。

それも考慮して作る必要あり。

また、溶かした樹脂をノズルから出しつつ、ヘッドをX軸、Y軸に動かしていますし、温めて溶かした樹脂が冷えると縮む事から、その収縮により誤差も出ることは承知しておかなければなりません。

今回はPLAという材質のフィラメントを使用しており、収縮についてはそれほどではないそうですが、ABSだと若干収縮が強いようです。

今回は、3D CADソフトに慣れることと、実際の出力具合を体験するため、とりあえずシンプルなサイコロ作成(立方体の出力)を実施してみました。次回はもう少し複雑な形状をCADで描けるようにし、最終目標として、

「3Dプリンタでルアーを作り、そのルアーで魚を釣る」

ことに挑戦してみたいと思います。

3D CADでの造形が大変なんだよなぁ…

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