今朝、立ちゴケしそうになった。
通勤途中のとある交差点は、センサーが付いている「車が来ると青信号になる」奴。
その交差点が近づくと車がえらく並んでおり、「あー、先頭車がセンサーに反応しない位置に止まってんだなぁ」と車の横をすり抜けて先頭まで辿り着いた。やっぱり、先頭車は停止線より車一台分くらいあけて止まっていた。
自分のバイクでセンサーが反応するかと思ったら、センサーの柱に付いている押しボタンが
「ボタンを押してください」
の表示。うーん、ボタンを押さなければ。
バイクに跨がったまま、手を伸ばしボタンが押せた直後…気が緩んだのか、バイクが限界を超えて傾き始めた。
「ヤバいぜ!」
立ちゴケとの格闘開始である。
両手でハンドルを掴み、必死に耐える俺。
「このやろぉ!!!倒してたまるかボケぇっ!!!!!」
「くふぉー、おりゃー」
実際に叫びながらしばし格闘。
しかし、バイクはじりじりと倒れ始める。さすがに乾燥重量235kgの車体は重い。
ハンドルを掴んでいては力が入らないため。左手の手から肘までをタンク横に滑り込ませる。
「ふんっ!」
歯を食いしばりながら、最後の力を入れる。ゆっくりと傾きが限界を超えたバイクが起き始めた。立ちゴケとの格闘に勝利した瞬間である。
おかげで今日一日は左半身が筋肉痛です。
いわゆる感応式信号機ってやつですか?
あれは、少し手前に止まっていても反応すると思ってました。
今度からちゃんと前に詰めようっと 🙂