新しいもの好きの父親が、日産LEAFを購入しました。
乗り物好きの私としても電気自動車(EV)には凄く興味があり、気になっていましたので今日乗せてもらいました。
LEAFには普通の車にあるスターターノブは無く、EVですので「電源ボタン」がハンドルの左下に存在します。
パソコンのそれと一緒なアイコンが微妙な感じですが、ブレーキを踏みながらこのボタンを押すと、LEAFはドライバーを派手に向かえてくれます。
動画の最後の状態でいつでも走り出せます。
先ず、父親を連れて地元の郵便局と晩飯の入手に行きました。さすがEVです。路面を滑る様に走ります。C25のセレナも比較的静かだと思っていましたが、LEAFはその数段上をいっています。
また、EVのトルク感はエンジンとは別物。普通のDモードでのフル加速は、車輪付きの椅子に座わり、巨大な何かで押し出されている感じです。ECOモードはその加速が緩やかになり、さらにアクセルOFF時の回生ブレーキが強めに掛かるモード。もうちょっと回生ブレーキが弱めだと「スーッ」っとした感じが出て良いと思うのですが…。
そんな感じで父親との同乗試乗は終了。その後一人で走り回りました。
神奈川県藤沢市北部にある昭和シェル石油のGSには、EV用の急速充電器が設置されています。HPでは事前登録が必要的な事が書いてあったのですが、充電体験をしてみたかったのでお店に電話。
「カードが充電器の所に置いてあるからご自由に」
事前登録不要で充電出来る事がわかったので、早速体験しに行きました。
カードをかざすと充電器が動き始めます。液晶画面の指示に従ってケーブルの接続等を行います。このとき、充電用ケーブルが充電器から外せなくてちょっと焦りました。
充電中のLEAFはダッシュボード上の3個のLEDが点滅します。これで充電具合がわかるらしいです。そして、充電器のLCDにも色々と情報が出てきます。
10分程充電して手動で充電をストップし、充電率は53.3%から80.2%になりました。
いつもはガソリンを入れる場所なんですが、充電をするという新しい感覚。
今回は体験って事で10分程充電しましたが、10分程度の充電でこの程度の電池残量になるのであれば、十分実用的ではないかと思いました。法的な関係(?)から無料で提供されており商売になるのか微妙な感じではありますが、色々な所でこのように急速充電が出来れば、短めの航続距離を気にする事無く出かけられるのではないかと思います。
充電後は航続可能距離が141kmに増えました。ちなみに、出かけた時は112kmでした。
軽く数時間乗った程度なんですが、EV特有の加速とか音の少なさ等、セレナと同じ車とは思えない「近未来な乗り物」って感じでした。特にアクセルへのリニアな反応は感動ものです。帰りに乗った自分のセレナがものすごく鈍臭い感じで、ある意味ショックでした。
—
電池性能の向上やインフラ整備によって、こういう車がドンドン増えて行くんでしょう。
そして
「あー、そういえば昔はガソリンスタンドってのがあってね、車はガソリン入れて走ってたんだよ」
なんて、乗り物図鑑を手にした子供を相手に、お茶を飲みながら昔の話をする事になるのかな?そう遠くない未来に…。