最近、頻繁にボートでのバス釣りに行くようになったので、フローティングベストを自前で用意してみようかと、色々調査・物色してみました。
フローティングベストのタイプはおおまかに分けて二種類。
- 固定式: ベスト内部に発泡素材が入っており、落水時に体を浮かせる。
- 膨張式: 内部に浮き袋が入っており、落水時に手動/自動で浮き袋をガスで膨張させ身体を浮かせる。
それぞれ長所短所あるのですが、どちらにするか悩みどころです。
磯などでの落水を考えると膨張式は磯との対摩擦性能に不安がありますし、固定式はそれなりの厚さの発泡素材がベスト内部に入っており少々厚ぼったく、ロッドを振り回す釣りには不向きな感じがします。
色々自身の用途を熟考して、膨張式にターゲットを絞りました。
そんな膨張式ですが、さらに分けるとタイプは三種類。
- 首掛け式
- ウエストベルト式
- ウエストポーチ式
私は迷わず「首掛け式」にしました。
なぜ迷わず首掛け式かというと、そもそもライフジャケットって「落水時に使う緊急用」じゃないですか。ボートから落ちるときってどんな時?って考えると、わざと落水することは無いのかなと。気を失って落水とか、衝突されて落ちるとか、意図せず落水というパターンが殆どかと。水に浸かって自動膨張して首周りが浮き袋でサポートされるこのタイプは、意図しない落水をしっかりサポートしてくれそうです。
対してウエストベルト式とかウエストポーチ式は、膨らんだ後に色々作業が必要だったり、仰向けになるために苦労したりで、気を失ってたらそんな作業出来ないし、BOATCLUBのWebにウエストベルト・ポーチ式の落水時の動画がありますが、うつ伏せで落水→浮き袋膨張になると仰向けになるまでに結構苦労されている様子が見受けられ、自分が落水時に冷静にこの作業が出来るのかと少々疑問におもいました。慌ててる時に余計な作業が必須なのは論外かなと。
という事で、膨張式・首掛け式・水感知自動膨張のライフジャケットを購入しました。高階救命器具BSJ-2310です。胴回りがすっきりして(蒸れなくて)釣りがしやすかったですよ!