会社の後輩からDVDを借りた。
GET THE MACHINEGUN 〜マシンガンキャスト完全解析〜
並木敏成というバスフッシングのプロが居るのですが、その人の芦ノ湖実釣におけるキャスティングテクニックをハイスピードカメラの映像を使いながら解説するというもの。
私自身、この手のビデオ/DVDは殆ど観たことがないのですが、後輩から「是非観てください」という強い勧めがあったので観てみました。
「さすがバスプロ。めっちゃ上手いですわ!」
と、当たり前の感想が真っ先に出てきます。
キャストの手返しの良さや正確さは同じレベルにするのは無理だと思いますが、意識して真似してみたいと本気で思いました。
「バスの前にいかに多くキャストするか」
「誰も投げ入れない所にいかに投げ入れるか」
ガツーンっと来ました。
そしてまた、ある事に火がつきました。
最近、復活したバス釣りで「何かある気持ち悪さ」が常に心の奥で引っかかっていました。以前、バス釣りをしていた時にはなかったのですが、最近ずーっと持ち続けていました。でも、その気持ち悪さがこのDVDを観てハッキリとわかりました。
「攻めてないな。俺」
本来、バス釣りはストラクチャーに付くバスを”攻めて”釣りに行く釣りだと思っています。「ここに居そうだ」って所に「コレなら釣れるだろう」というルアーを投げ込んで、釣り上げて「やったぜ!」という釣りであると勝手に考えています。渓流のフライフィッシングもそうです。気づかれないようにポイントに近づき、ピンポイントでフライを投げ入れて、釣れるから「やったぜ!」となるわけです。
最近の釣行では明らかにこの部分が欠けていたんです。要するに攻めてない。
そりゃ、釣れないより釣れた方がいいに決まっているんですが「釣れた」と「釣った」は雲泥の差です。このDVDを観て忘れかけたバス釣りに対するスタンスを取り戻す事が出来たと思いました。
キャスティングのHOW-TOものなんですけど、何故か釣り方をHOW-TOして貰いました。(笑)
まあ、どちらも凄く参考になったという事で…