トランシーバー用ヘッドセット – 自作Ver.2 [使用後レポ]

先日の投稿で書きました、自作したトランシーバー用ヘッドセットのVer.2ですが、やっと本格的に使う場面(土曜日のツーリング)がありましたので、実際の使用感についてレポートを書きたいと思います。

■送話品質(マイク)について

Panasonicの携帯電話のハンズフリー用イヤホンマイクのECMを取り外して使用しています。

元無線マニアのHI氏(KTEL使い)に言わせると、風切り音で音声が抑圧されている様な感じを受けるが80km/h程度までなら何とか判別可能らしい。それ以下の速度では周囲のノイズを拾う物の、問題ないレベルだそうです。

サイズについて少々問題があり、ヘルメットの脱着時に顔面(眉毛の部分)をこすって傷になるという問題点もあります。

■受話品質(スピーカー)について

NECのN701iの着信音用スピーカーを取り外して使用しています。

スピーカー直径が小さい(15mm程度)事が影響していると思いますが、周囲のノイズ(風切り音や排気音)に対して「音圧が少なすぎる」or「低音成分が不足している」と思われる現象が顕著に現れ、注意して聞いてないと送信者の会話がよく聞き取れないという状態でした。これは相手にもよると思いますが…。

ちなみに今回は”対KTEL”と”対バイク用品メーカーヘッドセット”が相手でした。

以上の事から、マイク部にはサイズ以外の問題はなさそうだが、スピーカー部はもう少し大きいサイズに変更する等の改善が必要であるという結果になりました。

また、PTTスイッチをハンドル周辺に用意していないため「片手を離しても問題ない状態」になるまで、こちらの意思を伝えられないという問題点も改善する必要があります。

ここまで苦労するならKTELかそれに近いものを購入した方が良いのかなぁ…

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