CB750(RC42)の持病とも言える「メーターリセット現象」ですが、さすがに最近寒くなって来た為か頻繁に発生する様になってきました。
昨年末にバッテリをあげてしまい、自宅で充電した別のバッテリを仮に搭載していたのですが、症状は改善されるどころか悪くなる方向に…
昨日、満充電後ベランダに放置しておいた元のバッテリを取り付けましたが、今日の朝一発目の始動は頼りない感じでした。バッテリを変えてもダメってことは別の問題か?と思ったのですが、ダメ元でアイドリング回転数の再調整をしてみました。
個人的には低い回転が好みなので、1000回転程度にセッティングをしていましたが、今朝出発前に1200回転程度に回転数を上げてみました。
14km程度の通勤距離を走り会社に到着。帰りにエンジンを掛けようとセルを回すと…
「キュルキュル…ボン!」
凄く元気にセルが回ります!
ということで、帰り道は「なぜ良くなったのか?」を検証です。
私のバイクには「HONDA純正のグリップヒーター」が装着されていまして、電圧低下を知らせるインジケーターが付いています。これは、グリップヒーターが電圧が低いときに暖めを停止する機能が働いている事を示すためだと思われます。
このインジケーターの点き方(電圧低下時に点滅)が、明らかに昨日までとは違うんです。
昨日までは「信号待ち停車時に点滅し、発進して数秒後に消灯」という状態でしたが、今日の帰りは「信号待ちでブレーキやウインカー使用時のみ点滅、発進して即消灯」という状態に変わりました。
多分、アイドリング回転数が低過ぎて「バッテリに負荷を与えていた為(充電不足)」と思われます。また、アイドリング回転数を上げた事によって、思わぬ効果も得られました。
「エンブレがギクシャクしない」
という事です。スロットルをパッと閉じた時の感じが非常にスムースになりました。バッテリと走りの面では中々良い感じですが、信号待ちの時に伝わってくる細かい振動が非常に気になります。もうちょっとアイドリング回転数を上げると、共振点がズレて収まるのかなぁ…。