BlueDiamondさんの熱い要望により、SHARPのIG-B20の電源ボタンを2回押す作業を代行してくれる回路を考える事に。「なぜその回路が必要か?」って部分はこちらを見てください。
当初話が出た時は、リセット回路の段積みで実現は可能だとも思いましたが、参考に教えてもらったサイトでは色々な事を実現しています。
「コレはPICで実現した方が楽しそう」
って事になり、先ずはベーシックな機能を実現するプログラムを作る事に。
:
パッケージの要求仕様は
- 5.0Vで動く事
- 狭い所に押し込むので付属回路が少ないほうがベター
ってことで、12F629に決定。コレは内部にクロックを持っているので、電源とパスコン繋ぐだけでOK!という便利さ。(DIPの石でこれしか在庫が無かったという話も…)
で、次に動作に関する要求仕様は
- 15秒LO -> 0.5秒HI -> 1秒LO -> 0.5秒HI -> 最後はLO保持の信号を出す
という感じです。参考にさせていただいたWebを見る限り、将来的には
- 起動時にブザーをならす「ピッピッ」
- フィルター交換サインでブザーをならす「ピーッピーッ」
- 強制「弱」運転モード
なんかも実装出来そうです。
:
とまあ、ベーシックな部分を実現するプログラムをテキストエディタ(Macなので…)でシコシコ書いていて、今日出来上がったプログラムを焼き込みに実家へ行ってきました。焼き込む直前のデバックでもブログラム上に色々と細かいミスがありましたが、無事完成しました!
厳密なタイミング調整とかがないこの程度の内容なら「コンパイラ上で意図した通り動けば」ほぼ間違いなくOKなんですが、ハードウェア作成はそれではつまらないと私は考えています。なので、PICに書き込んだプログラムが「実際に期待通り動くか?」をブレッドボード上で実験です。
電源を繋ぎ15秒後にLEDが一回点灯->消灯。その後1秒後に点灯->消灯し動作はOKでした。
あとは、BlueDiamondさんのハンダ付け技術に掛かっています。頑張ってくださいね!
おぉ!すばらしいです。感激です。
約1週間で実現して頂いて感謝・感謝です。
部品集めと半田付け、がんばりま〜す。
ピンバック: シャープ プラズマクラスターイオン発生機 車載 @ Logon Blog
ピンバック: 今のところ、タイトル未定。 » Blog Archive » IG-B20制御用PICマイコン – その後