ルアー作成: 初号機の失敗を活かし、2号機の再設計・プリントをしました。

3Dプリンタでのルアー作成の続きになります。
初号機の失敗を活かし、2号機の再設計・プリントを行いました。

上下で分割してみました

上下で分割してみました

初号機の設計は、前回書いたとおり「3Dプリンタの特性」とかを色々考慮してない設計をしてしまいました。そのため、ありとあらゆる部分が駄目で失敗作。

今度はもう少しマシな設計にしなければということで、熟考しながら設計を行った結果、「左右分割」ではなく「上下分割」での設計が良いのではないかと判断し、ルアー内部に通すワイヤーを境に、上と下とで分けるという設計にしてみました。

実際の出来上がり品はこんな感じ。

図面と置き方が違いますが…

図面と置き方が違いますが…

オモリの入る部分とワイヤーを通す溝

オモリの入る部分とワイヤーを通す溝

下側に機構的な処理を集中させ、上は蓋のみという感じです。下の写真はサポート材を抜いていますが、第一精工(株)の1号オモリが3個入るサイズにしています。

オモリが3個入っています

オモリが3個入ります

こんなパッケージのオモリ

こんなパッケージのオモリ

ところが…

1号のオモリを3個を入れる設計にしたのですが、想像よりプリントしたルアーが重く、オモリの号数を0.8号に落として、2個で良いのではないかという感じです。

あと、ボディの形状からか、反りが発生してしまっています。ドライヤーで暖めながら矯正した後、ヤスリで平らに慣らしました。ワイヤーを通す溝も台形に変形していたので、丁寧に修正します。

そして、別途用意していた0.8mm径のステンレスワイヤーをこのルアー用に切り出します。軟質線の方が加工が楽ですが、男は硬派に硬質線です。

余裕をみて20cm

余裕をみて20cm

そしてペンチで丁寧に曲げていきます。オモリは2個で良さそうなのですが、3個入れるかもしれないので、オモリの中にワイヤーを通しています。

オモリの中を通してみました

出来上がり!

オモリの中にワイヤーを通したお陰で、加工が面倒でした…

そしてボディにセットします。ワイヤーの端が開くと、後のボディの貼りあわせが面倒そうなので、フライタイイングのスレッドで端を固定しています。

ちゃんと入りました

ちゃんと入りました

後は、オモリを固定して…となるのですが、今回の作業はここまで。

今回はうまく行っている様な気がしますが、失敗するような気もしています。進水式まで気が抜けませんね。

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