昨日悪戦苦闘し一時撤退しているroot権限の奪取作戦ですが、root権限を取りたい理由は先日の記事通り「Skype」アプリのアップデート。Skypeを現在最新のVer 1.0.0.659にするとSD Cardへのインストールが可能になり、本体メモリの圧迫が避けられるのが狙い。
今日の昼休みに「root権限を取らなくても良い」ある方法を試して成功しましたので、ここで紹介してみようと思います。
ちなみにこの方法は、SIMフリー端末ならではの方法ではないかと思います。
「Android MarketでSkypeが出てこない」
こんな状態でSkypeのインストール(アップデート)するには…
- どこかのサイトに転がっている.apkファイルを拾ってきてインストール(野良アプリインストール)
- AppBrai App Market + Fast Web Installerを使ってインストール(制限あり)
- root権限を取ってMarketEnabler等でgsm.sim.operator.numericを書き換えてインストール(要root)
の方法が、私の知っている一般的(?)なSkypeのインストール方法であると思っています。
私のNexus Oneには3.の方法を使ってインストールしました。この時はFRG83Dを適用する前のrootedな状態でSkypeをインストールし、その後FRG83Dを入れたため「非root」な状態になっていました。
そして昨日、Skypeのバージョンアップがあった事を知ってしまい、root権限奪取→Skypeアップデート→SD Cardへ移動→ウハウハになる予定が、何故か上手く行かず一時撤退…
同時に2.の方法も試しましたが、MarketアプリがVer 2.12になっているとFast Web Installerが使用出来ないとの事で、最終的に「どうにもならん」状態でした。1.の方法も考えましたが、何となく気持ち悪い感じでしたので実施してません。
で、半分諦めかけてました。
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ここで、BlueDiamondさんが登場です!パチパチパチ…
今日の朝、彼からの救いの手(声)が。
「iPad買った時に付いてきた、AT&TのSIMで試してみようよ〜」
確かにAndroid MarketはSIMの発行国(?)により、表示されるアプリが制御されているという話です。試してみる価値”あり”って事で昼休みに実施する事に。心配なのは「通信出来ない(未アクティベーション)状態」でこの手が使えるかどうかです。
iPadに差せるのはご存知な方は多いと思いますが「micro SIM」です。このままではNexus Oneに差せないので、先日作った「micro SIM→SIMアダプタ」の登場です。コレを使用してNexus Oneに投入→電源ON!!!
正常に起動し、Androidは「Googleアカウントのパスワードを入れてね」と警告してきます。これはSIMを入れ替えると出てきます。なのでパスワードを入力します。
そしてAndroid Marketアプリを起動して、Skypeを検索してみると…
出てきました!ありました!
早速、インストールです。(注: BlueDiamondさんのPocketWifiをお借りしました)
これで無事にアップデートが完了し、SkypeアプリをSD Cardに移動する事ができました。SD Cardへの移動前12.94MBの使用量が、SD Cardへの移動後5.52MBになりました。
今後はこの方法が”常套手段”になりそうです。だって、root権限取るより圧倒的に楽だし、間違いが起こらなそうだし、Gingerbread(Android 2.3)でも使えそうだし…
なので、また貸してくださいね!>BlueDiamondさん
素晴らしいです~。
いつも持ち歩いているAT&T Micro SIMが活躍して嬉しいです。
androidの世界も色々と話を聞いていると楽しそうですよね。さすがに何でもアリという訳では無い様ですが、iOSよりは自由度がありそうな。
また色々と聞かせて下さいね。
SIMは本当に助かりました。
自分で他国のSIMを持っていないだけに、この方法は本当に盲点でした。
また貸してくださいね。
ピンバック: Tweets that mention root権限は一旦諦めましたが、ある方法でSkypeのアップデートができました。 - 今のところ、タイトル未定。 -- Topsy.com
ピンバック: Android: Huawei – IDEOS U8150-B hands-on (26-Dec-2010) « Logon Blog